【1日1掃】カーテン掃除・洗濯(所要時間:ホコリ払い1分~/洗濯30分~)

+「1日1掃」

毎日の基本の掃除にプラスする「1日1掃」シリーズ。
毎日少しずつ汚れているけれど、毎日掃除をするほどでもない。
そんなワンポイントを定期的に綺麗にすることで、住まいが隅々まで輝き始める新習慣をご紹介します。
所要時間を目安に、今日も1日1掃で住まいをピカピカにしていきましょう。



カーテンにはホコリや汚れがたくさん

晴れた日に、窓を開けて部屋のカーテンを手に取ってみてください。少しカーテンを払っただけで、ホコリが粉雪のように舞うことがよくあります。長年洗濯をしていない場合、カーテンに汚れや臭いも染みついています。

なぜこうなってしまうかというと、カーテンは毎日汚れをキャッチするアイテムなのに、洗濯やお手入れの手間や時間がかかり、面倒感じて避けてしまうからだと思います。私も、お掃除の中でカーテンの洗濯はとてもエネルギーを使います。

少しでもカーテンのお手入れを続けると、長年使っているわりにはとても良い状態を保つことができます。今回は、ちょっとした習慣でカーテンの汚れを減らし、綺麗な状態を保つ方法をお伝えします。状態によっては、そろそろカーテンの買い替え時かもしれませんので、カーテンの買い替えについてもご紹介します。

(関連記事:【毎日の掃除習慣①】換気で家じゅうの空気を新しくする



カーテンのホコリを払う

カーテンには、日々ホコリや大気中の汚染物質が付着します。物質は目に見えないくらい小さなものですが、徐々にかたまりになり、目で見てわかるレベルになります。まずはこのホコリ類を払うことで、表面に付着した軽い汚れを日々取り除いていきましょう。

方法としては、①窓と網戸を開けてカーテンを優しく揺すりながら掃除機で吸う(ヘッドを外し、カーテンに直接あてずに傍でホコリを吸わせる)、②はたき・ウールダスターを使って払う、という方法があります。私は毎日掃除機をかけるタイミングで、①の方法でホコリを払っています。その際、カーテンを強く引っ張ると、カーテンレールやランナー等の部品が破損してしまうので注意しましょう。

すべてのカーテンを払っても1~2分で済みますが、これだけでホコリがかなり落ちます。さっそく試してみてくださいね。



カーテンを洗濯する

カーテンのホコリを払うだけでは取れない汚れ、臭いを除去するためには洗濯が必要です。ただし、カーテンの洗濯は時間と手間とエネルギーが必要ですので、半年に1回位をおススメします

カーテンの数が多い場合、一気にすべてのカーテンを洗濯するのは大変です。1部屋ずつ、1窓ずつ、1枚ずつでもいいので、小分けにして取り組むと負担が軽くなります。

自宅で洗濯可能なカーテンかどうかを確認したら、まずは1枚カーテンをレールから外し、その後カーテンからフックをすべて外します。洗濯中はカーテンが無い状態になりますので、レースカーテンと交互に洗濯すると外から部屋が丸見えにならずに済みます。

汚れがひどい場合は、洗濯前にまずカーテンのホコリを外で払います。次に、カーテンを畳んで正方形のような形に整えます。こうすることで、洗濯中や脱水中にシワが付くのを軽減できます。

洗面台や浴槽で手洗いするか、洗濯機のドライモード等でカーテンを洗濯します。40℃以下位のお湯で洗濯すると、臭いや汚れも落ちやすくなります。蛍光剤や漂白剤が入っているとカーテンを傷めることがあります。洗濯表示を確認し、適合する洗濯洗剤を使用します。

脱水が終わったら、シワを伸ばして外していたフックを取り付けます。そのままカーテンを元の位置にかけて、できれば窓を開けるかエアコンを付けてカーテンが乾きやすい状態にします。あとは6時間から半日もすれば、カーテンは乾いています。これでホームクリーニングが1枚完了です。

この要領で、1日1枚から数枚、カーテンの洗濯にチャレンジしてみましょう。明るく良い香りに包まれて「もっと早く洗えばよかった!」と毎回感じるほど、とても気持ちの良い空間になります。



カーテンを買い替えるタイミング

以下のような場合、カーテンの買い替えをおススメします。

  • 10年以上同じカーテンを使用している
  • 自宅で手洗いや洗濯ができないカーテンを使っている
  • 生地が日焼けや劣化している
  • カーテンの丈が合っていない(長すぎるor短すぎる)
  • カーテンが部屋のイメージと合っていない
  • カーテンの臭いが気になる

カーテン選びの手順

カーテンは、一度購入したら滅多に買い替えない方が多いと思います。商品によっては、数万円ほどかかる買物になりますので、事前準備を適当にしてしまうと、購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうこともあります。カーテン選びを成功させるために、しっかり事前準備をしてから購入しましょう。

①【重要】各部屋のカーテンサイズを、カーテン専用の採寸メジャーで正確に採寸する
→カーテン専門店等でもらうか、百均等で購入可能
短いと光が漏れたり、長いと結露やカビ・ホコリ・汚れがカーテンに付いてしまうので注意

②各部屋の特徴(用途、床や壁紙の色、テイスト)と、カーテンサイズを採寸し紙やメモに書く

③各部屋のカーテンに必要なスペックをメモるす
→例:●寝室…遮像レース、遮光、遮音、花粉防止、●リビング…断熱、UV、抗菌・防臭など

最後に、①~③をまとめた形でメモすると購入ミスを防ぐことができます。
→例:●寝室…アイボリー系遮像レース・UV(〇〇㎝×〇〇㎝×2枚)+アイボリー系遮光1級カーテン・抗菌防臭(〇〇㎝×〇〇㎝×2枚)

カーテン選びの際の注意点

カーテンを選ぶ際に注意しておきたい点をご紹介します。いきなり店舗へ行ってしまうと、その場では良くても実際に付けたらイメージと違うということもあります。下記の点を事前にチェックし、お部屋と予算としっかり相談して決めましょう。今までいろんなカーテンを使ってきましたが、おススメの組み合わせは「遮像又はミラーレースカーテン+遮光カーテン(特に寝室)」です。

  • 手洗いや洗濯機で洗濯が可能か
  • 必要に応じて、UV、遮光(部屋の用途により何級かを検討)、抗菌、防臭、遮像又はミラー(レースカーテンの場合)機能があるか
  • 部屋を広く見せたい(感じたい)場合は明るい色を選ぶ(アイボリー系、ベージュ系、薄いグリーン系)
  • 落ち着いた雰囲気にしたい寝室等は、シックな色を選ぶ(ブルー系、グリーン系、ブラウン系など)
  • 壁紙、天井、床の色とカーテンの色との相性をイメージする(例:部屋全体の写真を撮る、「ニトリ お部屋deコーディネート」等を活用する)

以上、ご参考になることがあれば幸いです。まずは1枚からでもいいので、カーテンのケアをして明るく清々しい住まいを作っていきましょう。

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